【定員に達しましたので募集は終了いたしました】
日本キリスト教社会福祉学会では、韓国キリスト教社会福祉実践学会との共催により「共に生きるプロジェクト」を開催いたします。
つきましては会員の皆様より参加者を募集いたします。
国際委員会担当 李 善惠
Compassion Project for Living Together【CPLT、共に生きる共感プロジェクト】
・主催:日本キリスト教社会福祉学会、韓国キリスト教社会福祉実践学会
・主管:江南大学校、(社団法人)未来福祉経営
・後援:(公益財団法人)愛恵福祉支援財団
・日時:2024年9月2日(月)~7日(土)5泊6日間 *日程は添付の別表を参照
日程
〔別途、オプションプログラムに参加希望の方は、2024年9月2日(月)~8日(日) 6泊7日間の日程を申請する。
オプションプログラムの内容:自由時間(4~5時間程度)や韓国の社会福祉関係者との交流会(事情による変更あり)、主日礼拝の参加など〕
・定員:12名
・応募条件:全日程参加可能な日本キリスト教社会福祉学会の会員・会友・賛助会員
① 参加者は、申請の先着順で決める。申請は次の申請フォームより行う。
申請フォーム
②往復旅費は自己負担とする。韓国滞在中の宿泊、食事及び移動にかかわる費用は、愛恵福祉支援財団からの後援で支給される。ただ、オプションプログラムの9月7日(土)自由時間(12時~17時頃)の際に発生するすべての費用は各自負担とする。
③集合場所及び時間は、2024年9月2日(月)仁川空港第1ターミナル1階(到着)15時(仁川空港第2ターミナルから仁川空港第1ターミナルまでの所要時間は、約30分見込み)である。
④ 解散は、2024年9月7日(土)の評価会(振り返り時間、終了は12時頃)後に現地自由解散とする。仁川国際空港まで2時間以上かかることを考えたうえで、日本行きの飛行機時間を予約していただきたい。
〔オプションプログラムに参加希望の方も、2024年9月8日(日)の主日礼拝(11時~12時30分頃)後、仁川国際空港まで移動する予定である。飛行機予約にあたっては移動時間を考慮して予約していただきたい。〕
⑤宿泊は、地域や事情によって一人部屋ではなく2人部屋になる可能性があることを予めご了承いただきたい。
⑥このプロジェクトの参加者は、振り返りレポート(感想と今後の計画)を提出する〔締め切りは、11月末まで、ワードで2,500~5,000字程度(30字×40行)→後日、報告集制作・配布予定〕
⑦ 募集期間:第64回日本キリスト教社会福祉学会の総会から募集人数の12名に至るまでとする。
・連絡先:世話係 李 善惠(り そんへ、メールアドレス:shlee@kwansei.ac.jp)
【背景】
日韓キリスト教社会福祉学会との交流は、日本キリスト教社会福祉学会の創設メンバーの一人である嶋田啓一郎と韓国キリスト教社会福祉学会(現、韓国キリスト教社会福祉実践学会)を創設した金徳俊との交流から始まっており、二人とも両学会に参加していた記録がある。今回のプロジェクトでは、去る2023年6月23日、第63回日本キリスト教社会福祉学会にて韓国キリスト教社会福祉実践学会との学術交流の覚書(MOU: Memorandum of Understanding)の締結を記念し、学術及び文化交流を目的として韓国を訪問する。
【趣旨】
戦争や紛争、地球温暖化などが原因で自然災害が増加している今、人間が人間らしく生きることが脅かされている。これは、一国だけの努力では解決できないことを示している。そこで、近くても遠いといわれる韓国と、日本のキリスト教社会福祉を実践する者たちが、お互いを知ることから始め、理解し、共感し、共に生きるための方策について考える機会とする。今回Compassion Project for Living Together(共に生きる共感プロジェクト)を通して、平和推進のための共感の形成と協力に向けた取り組みを模索し、多様性に満ちた社会の担い手として、キリスト教社会福祉実践の担い手の育成に貢献する。
【プログラム内容】
本プロジェクトでは、韓国史及び韓国キリスト教社会福祉の歴史を学びながら、韓国キリスト教社会福祉の実践を体験し、今後のキリスト教社会福祉実践に活かすため、以下の3つを行う。
1、学術交流シンポジウムを実施する。「平和推進のため、日韓キリスト教社会福祉の共感の形成や協力に向けた取り組み(ミカ書6:8)」というテーマで、キリスト教社会福祉のアイデンティティを確認し、平和推進のための日韓キリスト教社会福祉の現状や課題を共感的に理解し、共なる歩みに向けた取り組みを検討する時間をもつ。韓国において初めて社会事業学専攻の創設に貢献した金徳俊が勤めた江南大学校で学術交流シンポジウムを行う。
2、韓国キリスト教社会福祉を実践している施設や機関を訪問し、その実践内容について学ぶ。社会福祉法人だけではなく、教会と連携して運営する施設も訪問する。
3、日韓関係の理解を深めるため、日韓関係の歴史が学べる場所を訪れる。
【期待する成果】
1、日韓学術交流シンポジウムを通して、今後のキリスト教社会福祉の教育や実践について考えることができる。
2、(キリスト教)社会福祉サービスを提供(実践)する機関や施設を訪問し、日本と異なる制度やサービス内容を学ぶことができる。
3、韓国史及び韓国キリスト教史を学ぶ。それらを通して、同じ出来事について異なる見方を学びながら、互いの立場を理解することができる。